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1102885583.jpg著者/訳者 ビル・エモット/著 烏賀陽正弘/訳
出版社名 PHP研究所 (ビジネス経済情報)
発行年月 2010年03月
サイズ 212P 18cm
販売価格 777円

 ビル・エモット氏の本を読むのは『アジア三国志』以来二冊目です。今回の本は、新書で読みやすくすぐ読み終えられます。日本は「物づくり立国」という既成の考えがありますが、GDPに占める割合は20%であり、むしろ、70%を占めるサービス業を重視して政策を立案すべきという主張に対して、私は、ピンと来ませんでした。効率が悪いだの利益があがっていないなど主張されるのだけど、どうも良くわかりませんでした。実務家が読んだらわかるのだろうか? 羽田空港のハブ空港としての国際化などがそれに当たるのだろうか。あるいは、インターネット・通販事業などがそれに当たるのだろうか。
 地球温暖化などの話題も出てきて、興味がそそられました。中国が二酸化炭素排出量が世界一なのですが、NHK スペシャルなどを観ていると、韓国の安い環境技術を取り入れてそれなりに取り組んでいるのを見ていると、長期的には中国も環境意識に配慮していくものと思われます。徐々にではあれ確実に減らしていくことが重要なのだという著者の主張が印象に残りました。中国やインドが今後石油や天然ガスを消費するにしても、いまの高価格からすると、これまでの欧米や日本が産業発展してきた過程で出だし続けた二酸化炭素を排出するような過程をそのまま辿ることはないと考えられるという著者の見解が印象に残りました。
 中国の人民元の切り上げの意味も書かれていて興味は尽きません。中国は、人民元を切り上げるべきであり、為替相場制の自由化を推進しなければならないという。為替交換が自由にできない主要国は中国だけという状態を早く脱するべきだと。そうすれば、中国市場の日本からの輸入が促進され、日本にとっても輸出が増進し、中国人民は、良質な日本からの輸入品が手にはするワケです。
 資本主義の持つ3つの弱点、不平等不安定性持続性が問題なのだと、簡潔に指摘しているところが資本主義を考える上でのヒントになるように思いました。

☆最近買った本00

1102702784.jpg アマゾンで買った本4冊の内3冊は中古本です。中古本といってもほとんど新品に近いものです。ただ、『英会話口慣らし練習帳』は、CDが2枚付属している本なのですが、この中古本には残念ながら付属していませんでした。CDが付属しているものと考えて買ったのですが。でも、280円(+250円手数料)だったので、それほど後悔はしていません。
 中国のことが知りたくて関連本を5冊買いました。この内2冊は公立図書館から借りてすでに読んでいるものです。手元に置いておきたかったからです。

1.アマゾンで買った本
『金融危機後の世界』ジャック・アタリ/著 林 昌宏/訳
『中国はなぜ「反日」になったか (文春新書)』清水 美和/著
『新装版 起きてから寝るまで英会話口慣らし練習帳―「英語のつぶやき」でスピーキング力みるみるアップ!』吉田 研作/監修
『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100―誰もここまで教えてくれなかった使え』スティーブ ソレイシィ, ロビン ソレイシィ/著
『変わる世界、立ち遅れる日本』ビル・エモット/著

2.セブンネットショッピングで買った本
『「人民中国」の終焉 共産党を呑みこむ「新富人」の台頭』清水 美和/著
『「中国問題」の核心』清水 美和/著
『「中国問題」の内幕』清水 美和/著
『拝金社会主義中国』遠藤 誉/著

32081110.JPG著者/訳者名 ビル・エモット/著 伏見威蕃/訳
出版社名 日本経済新聞出版社 (ISBN:978-4-532-35313-1)
発行年月 2008年06月
サイズ 401P 20cm
価格  1,890円(税込)

 読み応えのある本です。例えば、北朝鮮の金正日の重病説(脳卒中?)がつい最近報道されていますが、彼がもし亡くなった場合、どういうことが起こるか、考えたことがあるだろうか。大混乱が起こる可能性は高い。一番影響があるのは韓国だから、韓国の報道は、金正日が回復しつつあると報道しているが、アメリカ当局者はそのようには見ていない。当然日本にも大きな影響があるだろう。P314 あたりに書かれているので、それを参考にいろいろ考えてみるのは、いまだからこそなおさら重要だろう。

 北京オリンピック前のチベット問題に対する抗議行動が盛んに行われていましたが、そもそも「チベット問題」とはいかなるものなのか、ということも書かれています。「2007年に中国政府が、チベットの高僧の転生すべてを政府が取り仕切るというあらたな規制をもうけた P296」と書かれていいるが、どうなんだろう、私はあ然としてしまいました。中国に宗教の自由はない、といってしまえばそれまでだが、チベットの人達は納得いかないだろう。こういう事実を一つ一つ知っていけば知っていくほど、中国の矛盾を感じられるわけです。もちろん、日本についても書かれています。

 中国とインドは、1962年、国境をめぐって紛争が起こった。国境問題も書かれていて、歴史的にも複雑であるが、分かり易く書かれている。もちろん、日中間にも尖閣諸島をめぐる問題で、中国側は自国の領土だと主張している。

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最終更新日:2018/12/07 21:40:12

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